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【注目銘柄】日本ケミカルは細胞医薬品承認申請の観測報道を受けて急反発
■バイオ関連の急騰・逆行高習性には定評
日本ケミカルリサーチ <4552> (大2、東2)は25日、44円高の770円まで上げて急反発している。
きょう25日付けの日本経済新聞で、同社が、2014年にも細胞医薬品の承認取得を目指し、2015年にも発売すると観測報道されたことを受けてバイオ関連の材料株人気が再燃している。
細胞医薬品は、健常者の骨髄から骨、脂肪、筋肉などの細胞のもととなる幹細胞を取り出して培養してつくる医薬品で、細胞そのものを患者の体内に入れることでこれまで有効な治療法がなかった免疫関連の病気に薬効があると期待されている。
米バイオベンチャーのオサイリス社が、カナダで世界初の販売承認を取得したが、日本ケミカルは、同社とライセンス契約をしており、来年中に臨床試験を終える予定で2014年に承認申請し、同社の神戸市内の工場で生産する計画とされた。
日本ケミカルの株価は、前3月期業績が、連続減益ペースで推移したが、今年1月から進めていた自己株式取得をテコの年初来高値944円をつけ、今3月期業績は増益転換を予想したものの、市場コンセンサスを下回るとして同安値660円まで突っ込み、1株純資産710円水準で中段固めを続けてきた。バイオ関連の急騰・逆行高習性には定評のあるところで、一段の戻りにトライしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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