【株式市場】ユーロ安・円高の割に底堅く日本橋梁など材料株の動き活発

2012年5月24日 11:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は36%が高い

  24日前場の東京株式市場は、ユーロ安・円高の割に底堅い相場。ユーロは約3ヵ月半ぶりの99円台となったため、キヤノン <7751> は3.6%安で東証1部の売買代金2位。自動車株も総じて軟調。ただ、パナソニック <6752> は事業説明会を昨日開催と伝えられ小高く、日本橋梁 <5912> などの材料株物色も活発。東証1部の値上がり銘柄数は599銘柄(約36%)だった。

  日経平均は軟調。朝方は上値を追い、一時8597円50銭(40円90銭高)まで上げ、その後は小動きとなり、前引けは8532円05銭(24円55銭安)。

  東証1部の出来高概算は、7億8489万株、売買代金は4324億円。1部上場1677銘柄のうち、値上がり銘柄数は599銘柄、値下がり銘柄数は848銘柄。

  また、東証33業種別指数は13業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、不動産、その他金融、海運、倉庫・運輸、建設、陸運、銀行、など。

  一方、値下がり率上位の業種は、ゴム製品、その他製品、機械、輸送用機器、ガラス・土石、精密機器、電気機器、石油・石炭、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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