日本郵便の東京・代々木支店、約8万世帯の情報が入ったテープを紛失

2012年5月22日 21:40

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 郵便事業株式会社(日本郵便)は22日、同社の代々木支店(東京都渋谷区)において、配達総合情報システムバックアップ用テープ1本を紛失する事態が判明したと発表した。

 発覚したのは今年5月17日。紛失したテープ内には、代々木支店が配達を受け持つ地域(郵便番号の上3桁が「151」)の、全世帯の住所、全世帯の氏名(事業所名)世帯主、家族、同居人の別、配達順路、転居情報(転居者氏名、新旧住所、転送期間)の情報が含まれているという。記録されている件数は約8万件。

 なお、「記録テープに収納されていたデータは、暗号化されており、専用の機械でしか見ることができないことから、第三者による悪用の可能性は極めて低い」と同社は説明している。

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