【注目の決算発表】ダイドードリンコは1Q業績続伸で内需割安株買いが再燃し高値目前

2012年5月22日 13:36

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ダイドードリンコ <2590> は22日、70円高の3300円まで上げて変わらずを含めて4営業日ぶりに急反発、3月12日につけた年初来高値3320円目前となっている。前日21日大引け後に今1月期第1四半期(1Q)決算を発表、経常利益が続伸、純利益が黒字転換して着地したことを評価し内需割安株買いが再燃している。

  1Q業績は、前年同期比2%減収、42%経常増益となり、純利益は4億4700万円(前年同期は5億2400万円の赤字)と黒字転換した。

  飲料販売部門で主力ブランド「デミタスコーヒー」シリーズで新製品をラインアップに加えてシェアを維持・拡大、自販機も、節電効果の高いエコ自販機を投入、飲料受託製造部門でも、大手医薬品などの有力メーカーの生産方式が自社生産からOEM生産にシフト、安定的に受注を確保できたことなどが要因となった。

  第2四半期累計・1月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は31億円(前期比31%増)と続伸を見込んでいる。

  株価は、今期の続伸予想業績が市場コンセンサスを上回るとしてとして年初来高値まで買い進まれて3200円台を固めてきた。PER17倍台、PBR0.7倍の割安内需株として上値評価が高まろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【話題株】共立マテリアルは株式交換の理論価格にサヤ寄せし高値肉薄(2012/05/22)
ナガワは安値から急反発、自己株式取得で割安復興株買いが再燃(2012/05/22)
【今日の言葉】4月のコンビニ来店客は約12億人(2012/05/22)
【話題株】エムアップは最安値水準から急続伸、M&Aで直近IPO株人気を拡大(2012/05/22)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事