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【決算】トーソー:13年3月期連結業績は増収大幅増益を見込む
■リフォーム需要、耐震需要、環境需要といった中長期のプラス要因の取り込みを図る
窓周りの室内装飾メーカーのトーソー <5956> (東2)は17日、12年3月期決算説明会で、今期13年3月期業績予想について説明した。
13年3月期連結業績は、売上高225億円(前期比5.3%増)、営業利益10億円(同28.4%増)、経常利益9億円(同22.5%増)、純利益4億円(同41.5%増)と増収大幅増益を見込む。
国内住宅市場の動向予測では、新設住宅着工戸数は年間80万戸台を想定している。その様な状況で、リフォーム需要、耐震需要、環境需要といった中長期のプラス要因の取り込みを図る。一方で、海外展開を加速する。更に、非住宅部門であるホテル、オフィス、病院での拡大を図る方針。
また、長期展望としては、「ビジョン2015」を掲げ、国内市場においては、新製品開発力と販売力を強化し、業界のリーディングカンパニーを目指す。海外市場においては、世界のトップブランドメーカーとして認知される企業を目指し、海外販売比率10%超を達成する。更に、事業を拡大するために、新規事業の継続的推進による新しい事業基盤の確立を目指すとしている。
■販売政策と一体化した差別化商品開発を強化
この様な方針の下、中期経営戦略(2012年から2015年)として、商品開発力の向上、海外販売拡大、営業活動の強化、製造部門の強化、財務体質の改善を挙げている。
商品戦略としては、販売政策と一体化した差別化商品開発を強化する。商品開発のスピードをアップすると共に、一方ではコスト競争力を強化し、トレンドに合わせた特徴のある製品を継続的に投入する。具体的な商品の例としては、人気商品であるブラインドのCOLT、装飾性カーテンレールのレガートスクエアを挙げている。
また、節電、省エネといった環境に配慮した関連製品を積極的に投入する。遮熱スクリーン、2重サッシの「インテリアウインド」、複層ガラス「スリムタイプ」、日よけテントの「オーニング」等の拡販を行う。
■海外販売についてはアジア圏を中心とした新興国需要の取り込みを図る
海外販売については、2015年度までに海外売上高構成比10%超を達成するために、アジア圏を中心とした新興国需要の取り込みを図る。そのためには、上海販売子会社「東装窓飾」を通じた中国市場開拓及び中期的に著しい経済成長が見込まれるアジア圏の市場に対し、専門担当者を設置するなど積極的なマーケティング活動を実施することで売上の拡大を図る。また、インドネシア製造子会社「トーソーインダストリーインドネシア」の生産力・技術力を強化し、海外製品の主要供給向上として国際競争力のある生産体制を構築するとしている。
ヨーロッパに関しては、2011年8月にTOSO EUROPE S.A.S.をフランスのミュラン市に設立している。ここを起点として、経済規模が大きく、インテリア文化の情報発信地でもあるヨーロッパ市場で本格的な販売に取組む。この他、東南アジア諸国やインドなどもターゲットとして、海外売上拡大に向けた直接投資の検討も進めていく計画。
■国内では新設住宅分野の動向に依存しない新しい事業領域への拡大を図る
国内での営業活動の強化に関しては、商品戦略と連動した営業活動や販促プロモーションを効果的に展開し、新設住宅分野の動向に依存しない新しい事業領域への拡大を図る。非住宅市場でのシェアアップを図るために、ターゲットとしては、ホテル、オフィス、病院等にも販売を進める。また、リフォーム市場への取組みも強化し、複層ガラス、内窓等の販売も行う。更に、介護関連用品のステッキ、手すり等の販売も促進する。
以上の取組みを進めることで、今期の業績予想の達成を見込んでいるが、もう一方で、前期の原価率57.2%、販管費83億76百万円を低減できるかが重要な鍵となっている。
配当に関しては、中間5円、期末5円を予想している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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