【銘柄フラッシュ】光通信が急動意となり東天紅や共和レザーも高い

2012年5月18日 17:17

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  18日後場は、ユーロに対する不透明感が拭えず、日経平均は1月19日以来、約4カ月ぶりの一時8600円割れ。東証1部の出来高上位30銘柄・売買代金上位30銘柄とも高い銘柄は皆無。なかで、昼に3月決算と自社株買いを発表した光通信 <9435> は急動意となり4.2%高。ネット通販のスタートトゥデイ <3092> は為替やNY株の動向に左右されにくい好業績株として5.2%高。東証1部の売買代金1位は昨日に続きトヨタ自動車 <7203> となり、3.7%安ながら3000円の大台は保った。

  関西電力 <9503> は小反発の1.0%高。政府が同電力とその管内に15%以上の節電を要請と伝えられ、電力需給の懸念に多少は安心感。

  ミクシィ <2121> (東マ)は6.9%安だが直近安値を割らず底堅く、米フェイスブックの株式上場が米国時間の18日に公開価格38ドルで決定と伝えられ期待感も。

  東証1部の値上がり率1位は大阪有機化学工業 <4187> (大2・東1重複上場)となり5月中間配が魅力とされて東証で7.8%高、主市場の大証では0.3%高、2位には東天紅 <8181> (東1)の5.6%高が入り主力株全面安の相場では仕手色の強さで妙味とされ出直り急、3位は共和レザー <3553> の5.6%高となり今期はトヨタの新車が期初から寄与と出直り急。

  四電工 <1939> は太陽電池の国内出荷量が増加と伝えられ地域特性から工事需要などに期待と急反発の4.3%高。ウッドワン <7898> はニュージーランドで展開する営林事業の一部売却を材料に3.6%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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