リブセンスが急反発、直近IPO株人気は業績上方修正と株式分割で「鬼に金棒」=浅妻昭治

2012年5月14日 11:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

リブセンスとエイチームが14日、ともに直近IPO(新規株式公開)株人気を再燃させている。

リブセンスとエイチームが14日、ともに直近IPO(新規株式公開)株人気を再燃させている。[写真拡大]

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

  リブセンス <6054> (東マ)とエイチーム <3662> (東マ)が14日、ともに直近IPO(新規株式公開)株人気を再燃させている。リブセンスは、寄り付きの買い気配から371円高の3095円、エイチームは、400円高の2800円まで買い進まれそれぞれ急反発している。

  前週末11日にリブセンスは今12月期第1四半期決算の開示に合わせて、早くも第2四半期(2Q)累計業績の上方修正を発表し、エイチームは株式分割を発表、歓迎して買い物が殺到している。投資セオリーでは、相場全般の波乱時にシコリが比較的小さく、値動きも軽い直近IPO株に買い物を集中して逆行高を狙うのが定石となっているが、両社株のこの好材料は、まさに「鬼に金棒」となったことになる。

  リブセンスの2Q累計業績増額は、昨年12月7日のIPOで社会的認知度、信頼性が高まり求人情報メディア事業で情報掲載を希望するクライアントが急増したことが要因で、純利益を今年2月14日の期初予想の1億5400万円を2億6500万円(前年同期比2.0倍)に引き上げた。

  12月通期業績は、下期動向に現時点では不確定な要素があるとして期初予想を据え置き、純利益は3億9800万円(前期比45%増)と予想している。

  株価は、公開価格990円でIPOされ、上場来高値3275円まで高人気化し2177円まで調整、半値戻し水準にあり一段の戻りを試そう。

  エイチームは、5月31日割り当てで1株を3株に株式分割をする。同社株も、今年4月4日に公開価格1080円でIPOされ上場来高値4700円まで高人気化、ソーシャルゲームの「コンプリートガチャ」関連の一角に位置することから2361円まで急落、この中止を発表するとともに、ソーシャルゲームは同社多角展開事業の一部で影響はそれほど大きくないとしたことから200円幅の反発をしており一段の底上げにトライしよう。(執筆者:浅妻昭治 株式評論家・日本インタビュ新聞 編集長)

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