成田空港が店舗スタッフ用「外国語話せますバッジ」を導入、合計14種類

2012年5月11日 13:31

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店舗スタッフ用「外国語話せますバッジ」14種類(画像:成田国際空港会社)

店舗スタッフ用「外国語話せますバッジ」14種類(画像:成田国際空港会社)[写真拡大]

 成田国際空港会社は5月7日、同社と成田国際空港テナント連絡協議会の共同企画として、全店舗が共通で使用できる「外国語話せますバッジ」を作成し、4月末より店舗スタッフが着用を開始したと発表した。

 バッジは合計14種類ある。1ヶ国語が話せるスタッフ用バッジが10種類あり、言語は中国語、韓国語、スペイン語、フィリピン語、タイ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、マレーシア語となっている。また、2ヶ国語が話せるスタッフ用バッジが1種類(中国語・韓国語)、3ヶ国語が話せるスタッフ用バッジが2種類(中国語・韓国語・ロシア語、スペイン語・フランス語・スウェーデン語)、そして言語の記載が無いバッジが1種類ある。なお、言語の記載が無いバッジは、今後新しい言語を話すスタッフが増えた場合に使用するという。

 同企画は、店舗スタッフで外国語(英語以外)の接客ができるスタッフが何人いるか、その外国語を話せることが顧客にひと目でわかるようなバッジを着用しているか等の調査をした結果を受け企画したもの。調査の結果、外国語ができるスタッフは約400人、一方でバッジ着用者は30%程度という内容だった。また、現在着用されているバッジは各社が独自に用意したものであるため、デザインや形状も多種多様であることがわかったという。

 そこで、国際空港として外国人の顧客に安心してより多くの店舗施設を利用してもらい、成田空港でのひとときを楽しく過ごしてもらうために、成田国際空港会社は今回、空港内店舗が店舗の垣根を超えて統一したバッジを着用することにより、接客サービスの向上につなげることを目的に企画し、「外国語話せますバッジ」バッジを作成した。


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