【銘柄診断】不二サッシはもみ合いを離れ新展開入り、有力筋介入の見方が強い

2012年4月23日 21:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  不二サッシ <5940> (東2)は23日、12円高95円まで上げて年初来高値を更新し、集中人気の様相を呈している。前週末20日には東証2部の値上がり率、売買高ランキングのトップに躍進、値ごろ妙味を手掛かりに目先筋の買いが向かった。

  前2012年3月期の好業績を手掛かりに2月2日に76円の年初来高値を示現、その後の調整場面でも下値に売られることなく底堅い動きに終始していたことは、有力筋の介入が続いていたことを示すものだろう。

  主力の健在は震災復旧工事やリフォーム需要等への対応に注力し売上げを伸ばし、前2012年3月期は営業利益15億8000万円と前々期比41%の大幅増益を達成した模様だ。オフィスビルのリニューアル需要を取り込み、今2013年3月期の業績は一段の増益確保が有力になっている。

  好業績は相場上昇のプラス要因になりそう。20日に年初来高値に進んだばかりとあって、まだもみ合い離れの初期局面。さらに上値をうかがう強い動きが期待できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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