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格安航空ジェットスターが国内線運賃を発表、成田-札幌は4590円から
今年7月より東京、大阪、札幌、福岡、沖縄間に就航予定の格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパンは17日、国内線運航計画及び運賃を発表した。
7月3日に運航開始する東京(成田)-札幌(新千歳)は4,590円~16,990円、東京(成田)-福岡(福岡)は5,590円~18,990円。7月9日に運航開始する東京(成田)-沖縄(那覇)は6,990円~22,990円、東京(成田)-大阪(関西)は3,990円~15,990円。また、8月24日に運航開始する大阪(関西)-札幌(新千歳)は4,590円~14,490円、大阪(関西)-福岡(福岡)は3,590円~11,490円となる(料金は全て片道運賃)。同運賃は2012年7月3日から2013年3月30日までの期間に適用される。
また、同運賃は機内持込手荷物10kgを含む片道の料金となる。受託手荷物は含まれないが、顧客一人当たり片道毎に15kgから40kgまで有料(片道900~3,000円)で追加できる。そのほか、支払手数料として、一人片道あたり200円が別途必要となる。
なお、ジェットスター・ジャパンは、国内線販売開始記念セール第一弾として、全路線を対象に10,000席を1円で販売することも併せて発表。本日12時~14時まで同社のウェブサイト(jetstar.com)にて販売された。
「国土交通省航空局より航空運送事業許可を取得したことを受け、ジェットスター・ジャパンは日本の国内線に新たな時代を切り開く。本日発表された低価格料金のみならず、独自サービスである『最低価格保証』を通じて、日本の皆様に最も価値ある空の旅をお届けする」とジェットスター・ジャパンはコメントしている。
なお、「最低価格保証」とは、他の航空会社のインターネット公示運賃が、それと比較対象となるJetstar.comにて販売中のジェットスター便の最低運賃よりも安い場合、ジェットスター・ジャパンに電話をして予約する顧客に対し、他社の10%引きで提供する制度。連絡時に他社運賃の方が安く、かつ座席が確保できることを、ジェットスター・ジャパンが確認できることが条件となる。対象運賃は比較対象内の同一時間帯、同一路線の直行便の片道運賃となる。
ジェットスター・ジャパンの鈴木みゆき代表取締役社長は、「ジェットスター・ジャパンは、家族、親戚、恋人、友人に会いに行く際、気軽に飛行機をご利用いただけるよう、安全と充実したサービスを簡素化された手続きでお届けする。当社の提供する最低価格保証は、航空機利用を促進することはもとより、5つの就航都市を中心に、日本社会及び経済に大きな恩恵をもたらすものと確信している」と述べている。
ジェットスター・ジャパンは2012年7月より東京、大阪、札幌、福岡、沖縄間に就航予定のLCC(格安航空会社)であり、2013年中には短距離国際線の運航開始(関係当局の承認を前提とする)を予定している。国内線就航時には、A320型新造機3機(180席)で運航を開始し、その後3年間で運航機材を24機まで増強する予定。なお、ジェットスター・ジャパンには豪カンタスグループ、日本航空、三菱商事、東京センチュリーリースが出資している。
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