【話題株】東芝テックはIBMの流通情報事業買収報道を受け高値肉薄

2012年4月17日 15:12

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  東芝テック <6588> は17日、33円高の339円まで上げて3営業日ぶりに急反発し、3月19日につけた年初来高値342円に肉薄した。きょう17日付けの日本経済新聞で、同社の親会社の東芝 <6502> が、同社を通じて米IBMから流通業向け情報システム事業を買収すると観測報道され、東芝テックの主力事業のPOS(販売時点情報管理)システムのグローバル展開、世界シェア拡大に大きく貢献すると期待を高め買い再燃となった。

  観測報道では、IBMは、ソフト・サービス事業に経営資源を集中する「脱ハード戦略」を進めており、米ウォルマートやトイザラスなどのグローバル企業を顧客に持つ世界シェア22%のPOS端末事業を今夏をメドに東芝に売却、買収額は700億円前後になるとされた。東芝テックのPOSシステム事業の世界シェアは、第4位の7%にとどまっており、IBMが高実績を誇るインドなどを含め成長市場の販路を獲得すると分析された。

  なお同社は、きょう寄り付き前の8時45分に観測報道についてコメントを発表、「報道は当社が発表したものではない。決定した事実はない」とした。

  株価は、今年2月2日に2012年3月期業績の下方修正を発表したが、悪材料出尽くしとして年初来安値266円から同高値342円まで底上げ、300円台下位で下値抵抗力を強めていた。PER評価では割高だが、PBR0.7倍の割り負け訂正を試そう。なお東芝は、6円高の339円と反発している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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