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【外国為替市場を検証:ドル・円相場】債務危機問題に対する警戒感再燃
【外国為替市場フラッシュ:4月16日~20日のドル・円相場】
■スペインなどの国債利回り動向に神経質な展開、1ユーロ=103円台~109円台を想定
来週(4月16日~20日)のユーロ・円相場については、概ね1ユーロ=103円台~109円台のレンジを想定する。
当面はスペインやイタリアの国債利回り動向に神経質な展開が想定される。ユーロ圏債務危機問題に対する警戒感の再燃に加えて、世界経済の先行きに対する警戒感などで、リスク回避のユーロ売り・円買いが優勢になる場面もありそうだ。
4月22日のG20財務相・中央銀行総裁会議、24日~25日の米FOMC(連邦公開市場委員会)、27日の日銀金融政策決定会合、5月2日のEU財務相会合、3日のECB理事会など、月末に向けて重要イベントを控えているため動きづらい状況だが、国債利回り動向や金融政策に対する思惑などで、乱高下する可能性もあるだろう。国債利回りが落ち着いた動きになれば、ユーロ高・円安の地合いを強める可能性もあるだろう。
さらに、4月22日の仏大統領選第1回投票、5月6日の仏大統領選決選投票、ギリシャ総選挙の結果次第では波乱要因となるため注意が必要だろう。
前週(4月9日~13日)のユーロ・円相場は概ね1ユーロ=105円40銭台~107円40銭台で推移した。スペインやイタリアの国債利回りが上昇したため、ユーロ圏債務危機問題に対する警戒感が再燃する形となり、リスク回避のユーロ売り・円買いが優勢の展開となった。週末13日の海外市場で、終盤は1ユーロ=105円70銭~80銭近辺だった。
ユーロ・円相場に関しては、ギリシャに対する第2次金融支援の決定、金融安定網(EFSFとESM)の規模拡充などで、債務危機問題に対する警戒感が後退していた。しかし、スペインやイタリアの国債利回りが上昇したことを受けて、一旦は後退していた債務危機問題に対する警戒感が再燃した。さらに景気減速に対する警戒感もリスク回避のユーロ売り・円買いにつながり、基調としてのユーロ高・円安方向の地合いがやや微妙な状況となっている。
当面の注目スケジュールとしては、16日のユーロ圏2月貿易収支、米3月小売売上高、米4月ニューヨーク州連銀製造業業況指数、17日の独4月ZEW景気期待指数、ユーロ圏3月消費者物価指数改定値、米3月住宅着工件数、18日のユーロ圏2月経常収支、19日の日本3月貿易統計、米3月中古住宅販売、米3月景気先行指数、米4月フィラデルフィア地区連銀業況指数、米新規失業保険申請件数、20日の独4月IFO業況指数、ラガルドIMF専務理事の講演などがあるだろう。
その後の注目イベントとしては、4月22日のG20財務相・中央銀行総裁会議、仏大統領選第1回投票、23日のユーロ圏4月総合・製造業・サービス部門PMI速報値、EU加盟国の2011年公的債務・財政赤字統計、24日~25日の米FOMC(連邦公開市場委員会)(声明と経済見通し発表、バーナンキ米FRB議長の会見)、27日の日銀金融政策決定会合および4月展望リポート(経済・物価情勢の展望)公表、米12年第1四半期GDP速報値、5月1日の豪中銀理事会(金利発表)、2日のEU財務相会合、3日のECB理事会(金利発表とドラギ総裁の記者会見)、4日の米4月雇用統計、6日の仏大統領選決選投票、ギリシャ総選挙などが予定されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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