【銘柄診断】テクマトリックスはクラウド拡大など時代の風を取り込み業績好調

2012年4月14日 16:04

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  テクマトリックス <3762> (東2)は2月27日に6万9700円の年初来高値に進み、以後利食い売りが先行する調整の足取り。昨年10月4日の安値4万3950円から2月高値まで4ヶ月、上昇率58%という大きな上昇波動を描いただけに、ここでの一服は定石どおりの展開と言える。

  前2012年3月期の第3四半期累計決算では営業利益は5億6300万円と前年同期に比べ2.2倍増益を達成し、前3月期通期でも営業利益は8億8000万円と前期比32%増の達成が見込まれている。今回の大震災を契機に企業のITシステム投資の方向性が設備の所有からサービスの利用へと変化、それを受けクラウド型サービスなどが拡大している。

  同社はクラウド関連の設備増強のほか東日本大震災による企業の事業継続計画、災害復旧計画などの新規案件に取り組んだことが好業績の背景、IT業界の流れの変化を取り込んでいるだけに、今2013年3月期も連続増益達成が見込まれている。株価も上昇第2ラウンド入りをうかがう展開になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【注目のリリース】吉野家HLDは今期の純利益45%増を見込む(2012/04/13)
『5月連休高に供えた準備相場』の展開=犬丸正寛の相場展望(2012/04/13)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2012/02/02)
株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2012/02/02)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事