J.フロントは経常益続伸で市場予想を上回るが3日続落

2012年4月11日 11:14

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  J.フロント リテイリング <3086> は11日、12円安の415円まで売られ3日続落している。前日10日大引け後に2月期決算を発表、前期が、昨年12月の再々上方修正値を上回って増益転換して着地し、今期は、経常利益の続伸を予想、市場コンセンサスを上回ったが、前日の米国NYダウの213ドル安やきょうの東京市場の続落などが響いている。

  前期業績は、前々期比0.9%減収、8%経常増益となり、純利益は、2.1倍の188億400万円と大幅続伸した。東日本大震災の影響による落ち込みから、高額商品を中心に徐々に回復、昨年4月の大丸梅田店の全館増床グランドオープンで競合激化地区で競争力を強化、経費構造の抜本的な改革、人的生産性などの経営効率化なども加わり減収・経常増益となり、純利益は、法人税率引き下げで法人税等調整額が減少して大幅続伸した。

  今期も、東京店の増床効果や名古屋店改装などが寄与して続伸、経常利益は、260億円(前期比13%増)と予想して市場コンセンサスを約16億円上回り、純利益は、売場改装に伴う固定資産処分損などを計上し123億円(同34%減)と減益転換を予想している。

  株価は、前期業績の3回目の上方修正にパルコ <8251> の株式取得が続いて年初来高値462円まで100円高、3分の1押し水準でもみ合っていた。PERは17倍、PBRは0.6倍と下げ過ぎを示唆している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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