ドリンク剤市場 2012年は前年比プラスに

2012年4月9日 10:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 富士経済は2012年の一般用医薬品17カテゴリー67品目に関する国内市場の動向を調査・分析した結果を公表した。それによると、ドリンク剤(滋養強壮や肉体疲労・病中病後などの栄養補給を効果・効能とした液剤で飲みきりタイプが対象、医薬部外品を含む)の2011年の市場は前年より2.8%減少し、1627億円となったが、2012年は1634億円と11年に比べ0.4%ながら増加に転じると見込んでいる。

 また容量でみると、100mlと100ml未満(50mlが主体)に分類した場合、市場構成比は、おおむね6:4となるとみている。

 次いで、鎮痒剤や救急絆創膏など「その他外用薬市場(鎮痒剤、救急絆創膏、外用殺菌消毒剤、口唇ヘルペス治療薬、皮膚治療薬が対象)」では2011年は前年比2.8%増の435億円となったが、2012年も同1.8%増え、443億円が見込まれるとしている。特に皮膚治療薬が牽引して市場が拡大するものとみている。

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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