東武鉄道、スカイツリーと東京駅・羽田空港・TDRを結ぶバス路線を新設

2012年4月5日 12:34

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「スカイツリーシャトル上野・浅草線」の車両イメージ(画像:東武鉄道)

「スカイツリーシャトル上野・浅草線」の車両イメージ(画像:東武鉄道)[写真拡大]

 東武鉄道、東武バスおよび東武バスセントラルは4日、5月22日の東京スカイツリータウングランドオープン当日より、新バス路線「スカイツリーシャトル東京駅線」、「スカイツリーシャトル羽田空港線」、「スカイツリーシャトル東京ディズニーリゾート線」の3路線を新設するとともに、「スカイツリーシャトル上野・浅草線」の本運行を開始すると発表した。

 「『座ったまま乗り換えなし、荷物が多くても快適に目的地までお送りする』というバスの利点を活かし、海外や全国から来る顧客の利便性を高めるとともに、公共交通機関により周辺渋滞の緩和に寄与できると考え、今回4路線の運行を開始する」と東武バスグループはコメントしている。

 「スカイツリーシャトル東京駅線」の運賃は大人500円。東京駅八重洲南口と東京スカイツリータウン間をダイレクトに結ぶため、新幹線を降りたらスムーズに乗車できる。また20分に1本の頻度で運行し、忙しい観光客らにとっての利便性を高めた。所要時間は約30分。

 また、「スカイツリーシャトル羽田空港線」の運賃は大人900円。錦糸町駅を経由するため、錦糸町駅から羽田空港へのアクセスも格段に向上する。「スカイツリーシャトル東京ディズニーリゾート線」の運賃は大人500円。葛西駅と錦糸町駅を経由する。関東の2大観光スポットである東京スカイツリーと東京ディズニーリゾートを有機的に結び、効率的な東京観光を実現した。

 「スカイツリーシャトル上野・浅草線」の運賃は大人200円。同路線の車両については、これまでのデザインを一新し、古くからの下町情緒あふれる町並みと、新しく近代的な町並みに融合した同路線に馴染むデザインとした。天井は大部分をガラス張りにすることにより、車内から東京スカイツリーの634mの高さを実感することが可能となった。


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