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【話題株】トヨタ震災前水準接近で一息、「4000円相場シナリオ」は健在
トヨタ自動車 <7203> は、東日本震災発生直前の昨年3月10日終値3650円を目前にやや息切れ状態となっている。昨年11月24日の安値2330円から快調に戻し、28日(水)には3635円まであり、ボトムからの上昇率は56.0%。震災直前水準にあと15円のところまで来た。しかし、今朝は80円安の3555円と反落した。
「相場はあと一歩というところが難しい。しかし、大きい目で見れば震災前水準を奪回したに等しいから利益確定売りが先行したのだろう。昨年2月に3955円まで買われたものの、4000円台に乗せることができていなかったので、これからは4000円台が可能かどうかということが焦点になるのではないか」(中堅証券)。
今3月期は、前期比3.7%減収、営業利益42.3%減益、1株利益63.7円の見通し。「大幅減益ながら、電気株の多くが赤字となるのに比べると健闘が目立つ。自動車業界はひと足早く収益改善に取組んできた効果だ」(同)。
ただ、決算発表が近づいて来ることも株価調整につながっているようだ。昨年は5月11日に3月期決算を発表している。次期(2013年3月期)がどのていどになるかを見極めたい気持ちはある。ちなみに、四季報の次期予想1株利益は185.0円と急向上の見通し。仮に、円安効果ということで1株利益が200円台なら、「株価4000円シナリオ」も現実味を増してくる。楽しみではある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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