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【銘柄診断】ミクシィはスマートフォンを強化しているが業績の回復力は鈍い
記事提供元:日本インタビュ新聞社
ミクシィ <2121> (東マ)は1月18日の18万2000円で大底確認の足取り。ただ、2007年の210万円をピークに延々と下降トレンドを続けてきた割には反騰力が弱い。
スマートフォンの普及拡大で従来型携帯電話向けの広告が落ち込み、今2012年3月期の第3四半期累計の営業利益は13億8500万円と前年同期比50%の大幅減益に見舞われた。
立ち遅れていたスマートフォン向けの対応が進んではいるが、まだ市場形成段階で、今3月期通期の業績も営業利益は16~25億円(前期33億7300万円)と低迷が続く見通しだ。スマホへの取組み拡大で来2013年3月期の業績は回復が想定される。
ただ、SNSゲームの青少年への課金が社会問題化するなど、ゲーム業界の高収益を支えてきた根本的な部分が揺れ動いており、中期的な展望が読みにくい状況になっている。高収益態勢が崩れたとなると株価も底値圏での展開が続かざるを得ないだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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