明治安田生命、介護施設運営事業に参入 立川市の老人ホーム運営会社を買収

2012年3月28日 16:43

印刷

 明治安田生命保険は28日、介護付有料老人ホームを運営する株式会社サンビナス立川(本社:東京都立川市)の株式約90%を取得し、子会社化したと発表した。
 
 明治安田生命は、高齢化の進展による介護ニーズの増大に対応し、今年度から実施している中期経営計画において、介護保障分野を死亡・年金・医療保障に次ぐ「第4の柱」として位置付け、介護関連サービスの提供を検討してきた。今回、その一環として、優れた経営内容の介護付有料老人ホーム「サンビナス立川」を買収することにより、介護施設(介護付有料老人ホーム)運営事業に進出することとした。

 介護関連サービスに対するニーズは年々高まっており、将来的にも大きな発展が見込まれている。今回の有料老人ホーム運営事業への進出は、超高齢社会を支える生命保険会社として社会的な役割を発揮する観点から、多様な介護関連ニーズに対応したサービス態勢の確立をめざすもので、今後、さらに段階的な拡大を検討していく方針。

関連記事