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【話題株】マド埋めで一服のJR東日本、4~6月では震災前上抜きも
東日本旅客鉄道 <9020> =JR東日本は、震災発生前水準の5900円に接近したところでモタついている。去る、3月9日に5500円までつけ、高値に対し9合目まで戻し、その後は5300円どころでややモミ合っている。
チャート派は、「震災前の株価よりも昨年3月に週足で4945円から5430円へ大きいマドが開いていた。これを埋めたことによる達成感が強いのではないか」(中堅証券)とみている。
昨年4月~9月まで、前年を下回っていた月次の鉄道収入は10月以降は前年を上回っている。ただ、新幹線については12月が前年を下回るなど、まだ絶好調ということではない。
今3月期は前期比0.4%減収、営業利益0.6%増益、1株利益260.3円の見通し。配当は年110円の予定。
21日の終値5380円は利回り2.0%、PER20.6倍。PERでの割安感はないものの利回りは魅力がある。次期(2013年3月期)は、電気料金値上げの圧迫は予想される一方、復興で旅客の伸びも期待される。
ここでのモタつきは、マド埋めからの一服感とみるのが妥当だろう。4~6月相場では恐らく震災前水準5900円を抜いて来るものとみられる。配当取りの中期スタンスでよいだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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