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「長崎ちゃんぽん」から連想して、外食株=田北知見の銘柄ウオッチ
時々、ふと「長崎ちゃんぽん」を食べたくなる。そういうことがある人って結構いらっしゃいますよね。ふと「今日はカレーが食べたいなあ」と思ったり、夜中に突然、肉まんを食べたいという衝動にかられたりとか。[写真拡大]
(株式ジャーナリスト:田北知見の銘柄ウオッチ)
時々、ふと「長崎ちゃんぽん」を食べたくなる。そういうことがある人って結構いらっしゃいますよね。ふと「今日はカレーが食べたいなあ」と思ったり、夜中に突然、肉まんを食べたいという衝動にかられたりとか。私の場合、それが長崎ちゃんぽんなのだ。茹でたちゃんぽん麺に、白っぽいコッテリしたスープ、上に野菜などの具がたっぷり載っている、『リンガーハット』などの飲食店で出されている「ちゃんぽん」である。
たぶん、出身地の山口県の地元や、若い頃にしばらく住んでいた九州一円に店舗が多く、食べる機会がよくあったからだろう。子供の頃や若い頃に食べた物は、ノスタルジックな気分(?)も含めて、ある程度の年齢になってからも好み続ける・・・傾向にある気がする。
大人になり、関東に住むようになってしばらく食べる機会がなかったのだが、いま住んでいる場所からクルマで少し行ったところに『リンガーハット』の店舗を発見したので、時々行くようになった。関東のお客向けにアレンジしてあるのか、あるいは最近のヘルシー志向に合わせているのか、記憶にある味よりも、スープが少しサッパリしているように思う。また、同じくヘルシー志向に合わせているのか、「野菜たっぷり」という点が強調されている。
リンガーハットの銘柄ウォッチをしてみた。また、外食株をもうひとつ見てみた。
★リンガーハット <8200> (東1)
長崎ちゃんぽんの『リンガーハット』、とんかつの『浜勝』を合わせて約600店、展開しているリンガーハット <8200> (東1)を入れる。9日終値は2円安の1048円。単位100株。PERは約232.9倍、PBRは約2.3倍となっている。チャートは2月23日につけた直近高値1105円から反落し、以降は1050円ライン前後でモミ合いが続いている。2月決算の権利落ち後の出直り局面。1040円ラインの底値を待って拾い、1100円フシまでの戻りを待つのも一手か。
今期の配当金はまだ分からないが、ここ2期ほどは8月中間末と2月通期末の年間計で10~11円となっている。また、株主優待として「100株以上300株未満で税込み1050円相当の優待券」などがある。底値で仕込んで配当・優待を狙うのも一手かもしれない。
★ドトール・日レスホールディングス <3087> (東1)
喫茶『ドトール』や『エクセルシオールカフェ』、パスタの『洋麺屋五右衛門』などを展開しているドトール・日レスホールディングス <3087> (東1)を入れる。9日終値は3円安の1069円。単位100株。PERは約16.9倍、PBRは約0.6倍となっている。チャートは2月14日につけた直近高値1093円から反落したものの、リバウンドトレンドを描いている。地合いの良さを反映し、2月決算の権利落ち後もすぐに反発した格好だ。今後の地合いにもよるが、ひとつのフシであり13週移動平均線でもある、1040円ラインの押し目を待って拾い、1100円フシ上抜けを目指す。
今期配当金はまだ分からないが、ここ数期は8月中間末と2月通期末にそれぞれ13円、年間計26円だった。現在の株価で利回り2.4%の計算となる。また、株主優待として「100株以上で2500円相当の自社製品詰め合わせ」などがあるようだ。配当・優待狙いで保有するのもアリだろう。(執筆者:田北知見 株式ジャーナリスト・日本インタビュ新聞社IR記者)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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