【銘柄診断】日機装は来3月期の連続増益予想の織り込みが進めば新展開入りも

2012年2月29日 22:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  日機装 <6376> が戻り足を強め、昨年7月25日の昨年来高値794円を射程に置いてきた。今2012年3月期第3四半期の好調な業績発表を契機に見直し機運が高まってきている。

  主力のポンプ部門はエネルギー関連業界において、オイル&ガス市場の設備投資が活況で、グループの受注は過去最高水準に達した。また、クリーンエネルギーとして需要が増大するLNG向けポンプの営業活動を積極的に展開し大型案件を国内外で受注した。このため、第3四半期累計の営業利益は36億500万円と前年同期比26%増を達成した。

  3月期通期でも営業利益60億円と前期比11%増益が見込まれている。第3四半期の受注が732臆2600万円と前年同期比17%増益を達成しており、来2013年3月期にも足元の好調が引き継がれる可能性が強くなっている。

  アナリスト筋は来3月期の1株利益56円を想定しており、この線に沿って見直しが進むようだと、昨年来高値更新から新展開入りする場面もありそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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