エルピーダは1億6000万株の売り物が殺到し売り気配、経営破たん売り続く

2012年2月29日 10:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  エルピーダメモリ <6665> (東1・整理)は29日、前日28日大引けでストップ安となる80円安の254円で比例配分されたが、なお787万株の売り物を残しており、きょう29日は、東証が値幅制限を撤廃したこともあり、寄り付きから売り気配値を切り下げ、9時39分現在、91円安の163円売り気配で売り買い差し引き約1億6000万株の売り物が殺到している。

  値幅制限撤廃で、きょう午前中にも株価が1円まで急落する可能性もあり、売り急ぎの換金売りにつながっている。引き続き2月27日に会社更生法適用を申請、3月28日付けで上場廃止となることが売り材料となっている。

  同社は、国内唯一のDRAM専業メーカーで、2010年以降の超円高とDRAM価格の急落が響いて、業績が悪化、今年2月に開示した今3月期第3四半期の純利益は、989億600万円の赤字(前年同期は102億9200万円の黒字)と落ち込んだ。経済産業省の経営支援、公的資金300億円注入も業績悪化に追いつかず、米国・台湾企業との提携・再編交渉も合意に至らず経営破たんした。

  同社株にはヘッジファンドがカラ売りを仕掛けているとも観測されており、この買い戻しが目先の思惑需給要因として注目されている面もある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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