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【銘柄診断】KLabは成長織り込み相場は一巡、業績追随をウォッチする局面
KLab <3656> (東マ)はソーシャルゲームを開発しているが、昨年9月に新規上場し一呼吸入れた後、ソーシャルゲーム関連株の人気化を受け10月28日に1100円の高値まで買い進まれた。ただ、その後はソーシャル関連株の調整に歩調を合わせ整理局面に入り、上値が切り下がるトレンドとなっている。下値は800円台が強力な抵抗ラインとなっており、チャート的にはペナント型形成局面。
今2012年8月期第1四半期決算はソーシャルゲームの利用が拡大し、営業利益は10億円を確保した。前年同期は11年9月の株式上場前で四半期財務諸表を作成していないため比較はできないが、既に前2011年8月期通期の営業利益9億6200万円を上回るほどに好調だ。
ソーシャルゲーム関連市場の急速な成長により通期ベースでは信頼性の高い業績予想が困難であるとして、会社側は四半期ごとの業績発表に併せ翌四半期の業績見通しを発表しているが、今8月期2月中間決算は営業利益20億円を想定している。
第2四半期は停滞ということになり、株価は急成長を織り込んできただけに、横ばい推移でも評価を落としてしまう。業績が株価のすべてと言え、ペナント型チャートは最後の局面でどちらかに離れるのが通例である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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