うかい続伸、飲食事業が和洋食とも好調、5円増配で配当取りを

2012年2月21日 15:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  うかい <7621> (JQS)は、7円高の1507円と小幅続伸。1500円前後を固める動きが継続。たとえば、「週末・終値」でみれば昨年5月上旬から1500円を挟み上下50円幅のモミ合い。「これだけ長期間のモミ合いは珍しい。業績も堅調なため、そろそろ上放れる頃ではないか」(中堅証券)。

  今3月期から単独決算に移行。第3四半期(4~12月)期では売上90億3000万円(前年同期は連結で95億6200万円)、営業利益7億0400万円(同連結5億5600万円)。「飲食事業」では、和食事業において、うかい鳥山・とうふ屋うかい大和田店・東京芝とうふ屋うかいが好調。洋食事業で、八王子うかい亭・横浜うかい亭・あざみ野うかい亭・表参道うかい亭・GRILLうかいが好調。

  今3月期は売上104億6100万円(前期単独比5.7%減収)、営業利益4億5600万円(同比2.8倍)、1株利益28.8円の見通し。配当は年10円(前期年5円)の予定。

  東日本震災後、自粛ムードだった消費は明るさを取り戻している。とくに、外食は二極化の傾向で同社は高級路線での勝組。指標面での割安感ということでは、もうしばらくモミ合って、次期業績見通しが見込まれる5月中旬頃に上放れが予想されそうだ。配当取り方針で中期投資がよいだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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