【上方修正株】アマガサは3回目の純利益上方修正も利益確定売りで続急落

2012年2月21日 14:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  アマガサ <3070> (JQG)は21日、3800円安の16万7200円まで下げて続急落している。前日20日大引け後に今年3月12日予定の決算発表に先立って、2012年1月期純利益の3回目の上方修正を開示したが、なお前期の過去最高からの減益転換率を縮めるまでにとどまったことから利益確定売りが増勢となっている。

  1月期純利益は、今年1月20日、1月30日と矢継ぎ早に上方修正されたが、その1月再増額値をさらに引き上げた。売り上げを2800万円、経常利益を6500万円、純利益を2200万円それぞれアップさせたもので、純利益は、1億7000万円(前期比6%減)と減益転換率を縮小させる。

  売り上げは、専門店、スーパー・GMSを除くすべての販売チャンネルで好調に推移して上ぶれ、利益は、今年1月度の売上総利益率が想定を上回り、一部店舗閉鎖で見積もっていた営業外費用が発生しなかったことが要因となった。

  株価は、極端な値付き難のなか希望退職者募集で17万4000円まで3万円幅の調整となり、業績上方修正で18万円台を回復したが、再度の下値模索が続いた。来期業績への期待も高め下値からはPER8倍台、PBR1倍ソコソコの下げ過ぎを訂正する展開も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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