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1月の貿易収支 過去最大の赤字に
記事提供元:エコノミックニュース
藤村修官房長官は今年1月の日本の貿易収支が1兆4750億円の赤字となり「1ヶ月分としては過去最大の赤字になった」と語った。例年、1月は輸出が減るものの「注視していきたい」とした。
藤村官房長官は20日の記者会見で、輸出は4兆5102億円で「海外景気の下振れや円高の影響を受けたもの」とし、対前年同月比(金額ベース)でマイナス9.3%の落ち込みとなった。4ヶ月連続して減少している。財務省では「半導体など電子部品や鉱物性燃料などが減少した」としている。
一方、輸入は5兆9852億円と対前年同月比(金額ベース)で9.8%の増加。25カ月連続して増加した。藤村官房長官は「原油など燃料価格の高止まり、火力発電燃料の需要増」などを要因にあげた。また、財務省も「液化天然ガス、原粗油などの輸入増」をあげた。ちなみに過去2番目の赤字は2009年1月(9679億円の赤字)だった。
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