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【注目のリリース】高砂香料がインドに販売・研究機能をもつ新拠点
■減益決算に反応薄く戻り相場
高砂香料工業 <4914> は17日、インド新拠点の設立を発表し、チェンナイ市(同国南部タミル・ナードゥ州)の工業団地内に販売・研究機能をもつ生産設備を設置するとした。稼動時期は2014年を予定し、投資金額は約1000万米ドル(約8億円)。
インドでは、化粧品やトイレタリー製品向けのフレグランスや、飲料・スイーツ向けなどのフレーバーの高い成長が予想される。今回進出するチェンナイ市の工業団地は、日本政府がインド政府との協力によって進める都市開発地区。第3四半期の決算は2月14日に発表し、連結営業利益は前年同期比25.4%減の47.6億円だった。3月通期の予想はこれより少ない42.5%減の34億円、1株利益は13円01銭。
株価は減益決算に反応が薄く、2月17日に381円の戻り高値に進んだ。終値は380円(3円高)。昨年12月の350円、今年1月の351円を安値に持ち直す相場となっている。昨年秋に402円の高値があり、1株利益の30倍近いため、この高値に迫る水準では戻り待ちの売りをこなす必要がありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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