【注目の決算発表】木徳神糧は純益V字回復で超割安修正の打診買いが入り小高い

2012年2月17日 14:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  木徳神糧 <2700> (JQS)は17日、後場やや上げ幅を広げ3円高の430円と小高く推移している。前日16日大引け後に12月期決算を発表、前期純利益が、今年2月6日の上方修正通りに減益転換率を縮小し、今期もV字回復を予想したことを手掛かり材料に下値に超割安修正の打診買いが続いている。

  前期業績は、前々期比1%減収、44%経常増益と続伸したが、純利益は、同39%減と大きく落ち込んだ。売り上げは、販売数量が大幅に増加したものの、販売単価が低下して減収となったが、利益は、スケールメリットを生かした仕入政策効果や販売促進見直しで利益率が改善して続伸した。純利益は、東日本大震災被災による特別損失12億2400万円を計上、震災被害保険金4億4000万円でカバーできず減益転換した。

  今期業績は、消費者の節約志向や放射線汚染懸念などから増収・経常減益と慎重に予想したが、純利益は、特別損失一巡で7億7000万円(前期比2.1倍)とV字回復する。

  株価は、値付きマバラのなか400円台下位で底固く推移しているが、純益V字回復でPERは4倍台と超割安となる。昨年8月につけた昨年来高値550円を意識する展開が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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