【チャート・ワンコメント】100円台うかがうティー・ワイ・オー、収益力着実に向上

2012年2月17日 14:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■チャート・ワンコメント(日足)

  ティー・ワイ・オー <4358> (JQS)は、82円を挟んで上下1円幅のモミ合い。前日(16日)、4円高の82円と買われ70円台のモミ合いから放れてきた。出来高も増えている。

  このところ低位株に人気の高まっていることもある。3月14日に第2四半期(8~1月)決算を発表予定で期待も膨らんでいる。前7月期は14.5%減収、営業利益30.9%増益。今7月期は前期比6.0%増収、営業利益1.1%減益、1株利益7.5円の見通し。無配。

  昨年8月に締結のシンジケートローン契約による手数料(1億9800万円)を営業外費用として第1四半期に一括計上。一時的には利益圧迫ながら、今後の支払利息の減少とコミットメントラインを活用した機動的な借入施策が可能となるため利益押し上げに寄与する。子会社再編などの事業再構築も効果が出ている。

  久々の3ケタ乗せから、中期的には収益向上を背景に昨年来高値108円(2011年3月)を抜いて120~150円を目指す相場とみられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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