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【注目の決算発表】ブリヂストンは業績続伸予想で市場コンセンサスをクリアし急反発
ブリヂストン <5108> は17日、前場に85円高の1848円と買い上げられて急反発し、後場も高値近辺で売り買いが交錯している。
前日16日大引け後に12月期決算を発表、前期は、昨年8月の再上方修正値を下ぶれて着地したが、今期は2ケタ増益を見込み市場コンセンサスをほぼクリアすることから割安株買いが再燃している。
米国NYダウの急反発、円安・ドル高・ユー高もフォローの材料となっている。前期業績は、利益が再増額値を約7~12億円下回り、前々期比5%増収、21%経常増益、4%純益増益と続伸幅をやや縮めた。
エコタイヤや冬タイヤ、建設・鉱山車両用の特殊タイヤなどの高付加価値製品の販売が好調に推移し、天然ゴムなどの原材料・素材価格の高騰に対応して、製品価格値上げを実施したが、東日本大震災や円高・ドル安の影響などからやや伸び悩んだ。
今期業績も、新興国を中心に自動車増産が続き、値上げもフル寄与することなどから続伸を予想、純利益は、1680億円(前期比63%増)と市場コンセンサスをほぼ達成する。
株価は、昨年5月の1回目の前期業績増額で昨年来高値2002円まで200円高したが、その後の業績再増額も欧州債務不安、円高・ユーロ安などに押されて1600円台割れまで調整、足元では1700円台までリバウンドした。PER8倍台の割安修正が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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