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【話題株】鉱研工業はメタンハイドレート・地熱開発の好材料が続き4連騰
鉱研工業 <6297> (JQS)は、2月14日から「燃える氷」と呼ばれ、日本の天然ガス消費量の100年分の埋蔵量が推定されている「メタンハイドレート」の採掘試験が開始され、また、環境庁で地熱発電開発のための国立公園内の環境規制の緩和が検討されていることに関連して、同社のボーリング機器への特需発生を先取り、今年1月に発表した今3月期業績の下方修正・赤字転落も織り込み済みとして注目されている。
メタンハイドレート採掘試験は、世界初の海上プロジェクトとして渥美半島沖の海域で40日間の事前掘削作業として開始され、来年1月に実際に氷状に結晶したメタンガスを取り出す計画である。
一方、地熱発電開発では、原発事故・原子力発電所の運転停止に対応して再生エネルギー開発のニーズが高まっており、従来は国立公園内で開発が規制されていたものを、新たな開発工法に限って規制を緩和する方向で検討が続いている。
同社は、地下資源開発用のボーリング機器の国内有数のメーカーで、このいずれのプロジェクトにも関連している。今期業績は、中国の鉄道建設工事の停滞で受注が大幅に減少、2回の下方修正を経て純利益が、6000万円の赤字(前期は2900万円の黒字)と悪化するが、新たな収益源として注目されることになる。業績実態評価の圏外で急伸する習性には定評があり、思惑展開も想定される。本日(16日)は6円安の400円と反落した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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