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【上方修正株】三井海洋開発は通期業績上方修正を追撃材料に3連騰
三井海洋開発 <6269> は16日、79円高の1522円まで上げて3日続伸している。前日15日大引け後に2011年12月通期業績の上方修正を発表、2月14日から愛知県沖で始まったメタンハイドレートの採掘試験に続く追撃材料となって買い増勢となっている。
同社の12月期業績は、昨年8月に第2四半期累計業績が上方修正されたが、これに続いて通期業績を上方修正した。期初予想より売り上げを90億円、経常利益を10億円、純利益を1億円それぞれ引き上げ、純利益は、30億円(前期比9%増)と続伸幅を拡大する。BP社、OSX社向けの大規模FPSOの建造工事の進行基準で計上する売り上げが期初予想を上回り、持分法適用の関係会社の業績も好調に推移したことが上方修正要因となった。
株価は、2Q業績上方修正で1400円台にタッチしたものの、第3四半期の伸び悩み業績を嫌って1200円台で下値を確認し、メタンハイドレート関連思惑が波及して1400円台までリバウンドした。投資採算的には割高だが、イランの核開発疑惑に絡む原油価格上昇や、売り長となっている信用好取組を背景にする売り方の買い戻しなどが支援して一段の戻りを試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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