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【銘柄診断】西尾レントオールは1QV字回復業績も利益確定売りが交錯
■復旧・復興特需思惑で昨年来高値目指す
西尾レントオール <9699> (大1)は16日、8円高の747円まで上げたが11円安の728円と反落している。今年2月10日に発表した今9月期第1四半期(1Q)のV字回復・高利益進捗率を見直す買いと利益確定売りが交錯している。
1Q業績は、前年同期比21%増収、4.3倍経常増益と高変化し、純利益は、13億6900万円(前年同期は5400万円の黒字)とV字回復した。期初予想の第2四半期(2Q)累計業績対比の利益進捗率は、83~88%と目安の50%を大きく上回った。
同社は、市町村と防災協定を結び東日本大震災の被災地には発電機、簡易トイレなどを供給するなど復興支援を行ってきた。復旧・復興工事の本格化に伴っては、ガレキ処理の各種重機類や除塩設備などのレンタル事業、さらに放射能汚染泥土保管場所の倉庫テントなどの復興需要が拡大していることが要因となった。2Q累計・9月通期業績は期初予想を据え置き、通期純利益は、13億100万円(前期比3.4倍)とV字回復を予想している。
株価は、1Q好決算に反応して780円高値まで短期2割高して調整中だが、PER15倍台、PBR0.4倍となお割安であり、復旧・復興特需思惑で大震災発生直後につけた昨年来高値820円奪回を目指そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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