【注目の決算発表】サムシングHDは連続最高純利益予想も利益確定売りが止まらず続急落

2012年2月15日 13:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  サムシングホールディングス <1408> (JQG)は15日、2万2500円安の23万8500円まで下げて急続落している。同社株は、2月13日に2011年12月期業績の再上方修正を発表し、5期ぶりに過去最高純利益を更新したが、利益確定売りが優勢となって急反落しており、前日14日大引け後にその12月期決算を発表、今期も連続過去最高更新を予想したが、利益確定売りが止まらず売り増勢となっている。

  前期業績は、前々期が決算期変更の4カ月の変則決算となっているため前々期対比はないが、売り上げが75億7300万円、経常利益が2億700万円、純利益が1億5300万円と伸び、純利益は、2006年8月期の過去最高(1億1100万円)を更新した。

  地盤改良事業では、大震災の被災地の東北・関東地区の液状化沈下住宅の復旧・復興業務に注力し、地盤調査・測量でも受注が拡大、ボーリング調査などが増加したことが寄与した。

  今期も、独自工法でハウスメーカーや小型商業用店舗、介護施設などの地盤改良事業の顧客を重点的に開拓して続伸、純利益は、2億1100万円(前期比37%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。

  株価は、大震災の復興工事本格化とともにストップ高を交えて大きく上ぶれ、今年2月13日に昨年来高値34万円まで急伸し、高値波乱となっていた。PERは18倍台とやや割安となっており、急伸特性の再発揮場面も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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