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【近況リポート】インタースペースは初の売上高100億円達成へ
【メディア事業が四半期毎に成長加速!】
■第1Qは、「成長路線へ向けた土台造り」に成功
インタースペース <2122> (東マ)は、インターネットを利用したアフィリエイトサービス「アクセストレード」を中核とした事業展開で業績を急速に伸ばしながら、成長著しいソーシャルメディア領域での取組みも著しい成果を収めている。
第1四半期連結業績は、広告事業2,268百万円(同8.3%増)、メディア事業181百万円(同58.5%増)となり全体の売上高は10.9%増加の2,449百万円となり、メディア事業部強化に伴う人員増加など販管費17.3%の増加ながら、営業利益81百万円(同1.1%増)、を確保した。
インターネット広告市場はスマートフォンへ切り替えが進むデバイス環境の変化に対応し、広告サービスもニーズが多様化しているが、こうした状況を踏まえ、同社は、「顧客により密着し、迅速に最適サービス提供を行なうことを視野」に、組織改正を期初の10月に実施した。
第1四半期は、組織変更に伴う担当得意先の引継ぎを徹底するなど新体制への移行をスムーズに行い、「成長路線へ向けた土台造りの四半期」(河端伸一郎同社社長)であったが、極めて順調に目的を達したといえよう。
■広告:多角化、メディア:強力タイトルと協業などで、収益力を向上
今期第2四半期以降の取り組みについては、1)広告事業:サービス事業の多角化、商材の強化を行うとともに、eコマースなどの大阪など東京以外の地域で、アフィリエイトを軸にした営業領域の拡大などに取り組む。2)メディア事業:安定収益の確保を目指し、新規リリースの強化、強力タイトルとの協業、ゲーム運営のノウハウの蓄積を図り、事業の成長力を高め、収益の柱を構築する、3)海外展開:中国マーケットへのサービス提供、アジア圏中心にマーケット調査の継続実施に取組む。
特に、メディア事業でリリスした、世界的に人気のタイトル「トランスフォーマート」のカードバトルゲームは、タカラトミーエンターメディアとの協業で2月10日に配信サービスを開始したが、事前登録も好調が伝えられており、同社が目指す1本当たり収益の大型化で、収益力向上に寄与することが期待される。
通期連結業績については、第2四半期、通期業績予想は期初見込みを据え置いたが、四半期毎に尻上りに業績を積み上げる例年のパターンを考慮すると、安定的成長を続ける広告事業に、急成長軌道にのせたメディア事業が加わることで、同社初の売上高100億円台達成の日は近い。
通期業績見込みは、売上高10,258百万円(前期比8.4%増)、営業利益419百万円(同15.8%増)、経常利益410百万円(同10.3%増)、当期純利益221百万円(同49.3%減)。
※当期純利益の前期比減少は、前期純利益に連結子会社譲渡に伴う特別利益(親会社株主に係る包括利益435百万円)が含まれていたため。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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