【株式市場】「デフレ脱却」に株の魅力回復期待が強まり昨年8月以来の高値

2012年2月15日 11:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は59%が高い

  15日前場の東京株式市場は、全般続伸。日銀の「デフレ脱却」への姿勢を受けて株式の魅力回復に期待が強まり、追加の金融緩和を受けて内外金利差から円安傾向となったため、野村ホールディングス <8604> などの証券株やトヨタ自動車 <7203> などの自動車株、三菱地所 <8802> などの不動産株などが軒並み戻り高値に進んだ。東証1部の値上がり銘柄数は981銘柄(約59%)だった。

  日経平均は大幅続伸。前引けにかけて9216円62銭(164円55銭高)まで上げ、取引時間中としては昨年8月8日以来の9200円台を回復。

  東証1部の出来高概算は、13億6162万株、売買代金は7105億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は981銘柄、値下がり銘柄数は500銘柄。

  また、東証33業種別指数は30業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、証券・商品先物、保険、輸送用機器、銀行、機械、不動産、電気機器、その他金融、鉄鋼、など。

  一方、値下がりした業種は、石油・石炭、サービス、水産・農林、だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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