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【銘柄診断】三菱UFJフィナンシャル・グループは出遅れ訂正高に拍車かかる
記事提供元:日本インタビュ新聞社
三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> の戻り足が力強くなってきた。輸出関連株などが悪材料出尽くしで人気化するなど、売られ過ぎ銘柄の反攻が始まっており、そのような視点で銀行株にも物色の矛先が向かい始めている。
債券損益の改善や与信費用の減少などから今2012年3月期の純利益は6000億円から9000億円(前期5830億円)に引き上げられた。銀行経営を見る上で大きなポイントになる貸出残高が回復に向かっていることは注目される。
デフレに巻き込まれている日本経済を映し貸し出しは低迷が続いてきたが足元では前年同月比プラスに転換、今後の復興対策本格化を踏まえると今後の貸し出し増加にも期待が持てるところ。懸念されていた債権売買益で膨らんだ今3月期以後も高水準の利益確保ができそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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