【チャート・ワンコメント】ヤクルト本社５日続伸、初の２千万本突破、指標割安感なく上値限定的

■チャート・ワンコメント（日足）

　　ヤクルト本社 <2267> は、１０円高の２３５５円と５日続伸。日足チャートは、１月２５日の２２５４円を直近安値に出直り場面。

　　第３四半期（４～１２月）は、前年同期比１．５％増収、営業利益２．３％減益。「飲料および食品製造販売事業」は、国内は前年同期比１．７％減収。一方、３１の国と地域での海外では、「ヤクルト」は１～１２月累計で初の２０００万本突破。アメリカが前年同期比６．５％増収、アジア・オセアニアで２４．１％増収、ヨーロッパは５．７％減収。

　　今３月期は、前期比３．６％増収、営業利益５．４％増益、１株利益８１．４円の見通し。配当は年２２円（前期年２２円）の予定。

　　利回りは０．９％、ＰＥＲ２８．９倍。指標での割安感はない。東日本仔細で停滞した国内需要に回復が見込めそうだし、アジア中心に海外も堅調が予想される。チャートも下値切り上げ型。ただ、指標に割安感がないため上値の壁となっている２５００円突破は今の時点では難しそうだ。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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