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インテージ:第3四半期連結業績は増収ながら減益
■大震災の影響から徐々に回復し、第3四半期では増収となる
市場調査の最大手インテージ <4326> は8日、今12年3月期第3四半期連結業績を発表した。
売上高259億21百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益19億14百万円(同18.9%減)、経常利益18億82百万円(同19.3%減)、純利益8億42百万円(同33.7%減)と増収ながら減益。
四半期毎の売上高、営業利益を比較すると、第1四半期(4月から6月)74億35百万円、1億30百万円、第2四半期(7月から9月)91億66百万円、7億43百万円、第3四半期(10月から12月)93億20百万円、10億41百万円となっているように、大震災の影響で大きく出遅れ、第1四半期は減収大幅減益となったが、徐々に回復し、第3四半期では増益となり、利益面でも減益幅を縮小している。
第3四半期連結累計で増収となったのは、主力の市場調査・コンサルティング事業の売上がシステムソリューション、医薬品開発支援の売上減をカバーしたことによる。
減益となった要因は、システムソリューション、医薬品開発支援が減益となったことに加え、SCI-personal(全国個人消費者パネル調査)への投資費用が嵩み、市場調査・コンサルティング事業も減益となったことによる。
事業別の第3四半期連結累計の売上高、営業利益は、市場調査・コンサルティング事業185億40百万円(同4.7%増)、17億88百万円(同5.0%減)、システムソリューション事業32億70百万円(同5.7%減)、△30百万円(前年同期△14百万円)、医薬品開発支援は41億11百万円(前年同期比10.9%減)、1億56百万円(同68.4%減)となっている。
今12年3月期連結業績予想は、売上高366億49百万円(前期比0.3%増)、営業利益26億87百万円(同22.5%減)、経常利益26億41百万円(同23.2%減)、純利益14億10百万円(同26.4%減)を見込む。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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