ジェットスター・ジャパン、7月より成田、関西、福岡、札幌、沖縄の5都市に就航

2012年2月8日 19:58

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 格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンは8日、2012年7月3日の就航予定日から、最初のベースを成田として、日本国内線の運航を成田、関西、福岡、札幌、沖縄の5都市に就航すると発表した。就航ルートや便数などの詳細に関しては現在最終調整中。使用機材は、最新鋭のエアバス社製A320型機(座席数180)。

 ジェットスター・ジャパン代表取締役社長の鈴木みゆき氏は、「多くの日本のお客様の期待にお応えするため、就航開始時期を7月に早めた。今回就航が決定した各空港には、日本市場でNo.1のLCC航空会社になることを目指している当社のビジネスモデルを深くご理解いただいている。現在各空港とどのように旅客増加を図るかを協議している」とコメントしている。

 売上高においてアジア太平洋地区で最大のLCCであるジェットスターは、従来のフルサービスキャリアーと比べ最大50%安い運賃を提供する。LCCとして日本への長距離国際線を最初に就航して以来5年間、日本の顧客に日々価値あるサービスを提供してきた。ジェットスターは、低運賃を実現することで、新しい旅行の機会や新規顧客を創出し、より多くの人々に飛んでもらうことを使命としている。低価格設定と新しい機体の定評のあるサービス、日本の顧客のニーズを理解しているキャビンアテンダントで人気を得ている。

 ジェットスター・ジャパンは、中国や韓国への国際線も2013年中に就航する計画。また、客室乗務員職の採用に現在約9,000人のプレエントリーがあり、パイロット職へは500人を超える応募があるという。採用とトレーニングは「現在進行中」としている。


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