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【近況リポート】翻訳センターの3Q累計売上高は過去最高を記録
■増収効果と原価率低減・販管費コントロールが奏功し大幅増益に
翻訳センター <2483> (JQS)の12年3月期第3四半期連結決算は、特許(前年同期比12.2%増)・医薬(同15.7%増)・工業(同24.9%増)の3事業分野で大型新規取引先の開拓や大型案件受注に成功したこともあり、2ケタの増収となった。
また、金融分野も安定した受注により増収(同4.9%増)となり、第3四半期連結累計期間売上高3,916百万円(同15.4%増)と、同社売上高で過去最高記録を達成した。
利益面でも大幅増収の効果に加え、販管費の抑制努力が奏功し、営業利益が前年同期に比べ49.6%増の258百万円、経常利益が57.3%増の256百万円、四半期純利益は126百万円と35.6%増加した。
■戦略展開と営業力の強化に注目
主な増収要因としては、特許分野が主要取引先からの受注増加に加え、大手特許事務所の新規開拓が奏功したこと、医薬分野は、メガファーマからの新薬申請資料・治験関連資料など大型案件や国内外の製薬会社中心に既存顧客への拡販進行と国内中堅製薬会社からのスポット案件の獲得、工業分野は、自動車・部品メーカーからの受注好調と大手電機メーカー関連企業からの大型案件の獲得があるが、同社の戦略展開と営業力の強化が注目される。
通期業績については、11年9月30日公表数値を据え置いたが、新規事業として取り組み成果の著しいローカリゼーション事業など、成長性の高い事業展開に期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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