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【注目の決算発表】日本和装は立会外分売も東証2部上場承認を前向きに評価して反発
日本和装ホールディングス <2499> (JQS)は7日、400円高の2万9400円まで上げて3日ぶりに反発した。前日7日大引け後に12月期決算の開示とともに、東京証券取引所による2月27日付けでの東証第2部への上場承認、ジャスダック市場との重複売買開始を発表し、上場に先立って株式の立会外分売も予定したが、東証2部上場をポジティブに評価して下げ過ぎ訂正買いが再燃した。
立会外分売は、分売予定株式数を3360株として2月23日から2月24日までのいずれかの日に実施、分売価格は、実施前日に決定する。同社は、昨年も2回、立会外分売を実施しており、そのたびに株価は下ぶれた。
一方、12月期業績は、前期が今年1月13日の下方修正通りに減益転換して着地したが、今期は増益転換を見込んでいる。前期は、東日本大震災対応、消費自粛モード打破で急拠実施した「きものチャリティーイベント」などの費用負担が減益転換要因となったが、今期はこの影響も一巡、通期純利益は、2億8000万円(前期比86%増)とV字回復を見込んでいる。
株価は、3万円台割れで前期業績の下方修正や立会外分売を織り込み底もみが続いた。PERは9倍台、PBRは0.8倍と割り負けており、一段の底上げにトライしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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