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【株価診断】好業績のアルコニクス強い、今期増額で増配、PER4倍台で割安
アルコニックス <3036> の8日(水)株価は32円高の1815円と急反発。去る、3日には1888円まで買われ、直近の安値である1401円(昨年12月19日)から約35%上昇していた。
業績は好調。去る、2日に発表の第3四半期(4~12月)では、前年同期比49.5%増収、営業利益57.5%増益。自動車、電子材料向けのレアメタル・レアアースが大きく伸長。需要の低迷していた欧州向けチタン製品も回復。震災後の復興需要に伴う銅管や黄銅など建築資材関係も増加。
今3月期通期では、従来予想に対し売上で124億円、営業利益で3000万円、純益で3億5000万円、それぞれ上方修正、前期比36.7%増収、営業利益51.1%増益、1株利益417.1円の見通し。配当は年60円(前期年50円)の予定。
利回り3.3%、PERは4倍強と指標割安。資源株の人気は2007~08年頃に比べると静かにはなっている。しかし、資源関連銘柄の多くが業績を落とす中で、同社が業績を伸ばしていることは注目し評価される。最近、原油価格が上昇となっていることも注目される。2010年秋の株式分割(2分割)の権利埋め(2666円)から中期的には3000円を目指す相場だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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