【注目の決算発表】Uアローズは3Q続伸業績を再評価して割安株買いが再燃し急反発

2012年2月8日 13:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ユナイテッドアローズ(Uアローズ) <7606> は7日、42円高の1665円まで上げて3日ぶりに急反発している。前日7日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算を発表、2ケタ増収増益と続伸して利益が、今年1月27日に上方修正した3月通期業績を上回って着地したことを評価して内需関連の割安株買いが再燃している。

  3Q業績は、前年同期比10%増収、33%経常増益、40%純益増益と伸び、利益は、3月通期業績の年間予想をすでに7億4000万円~4億5300万円上回った。

  ユナイテッドアローズ業態で9店舗を新規出店するなど積極店舗策を進め、節電関連のクールビズや気温低下に伴うウォームビズの販売が好調に推移して既存店売り上げのプラスが続き、値引きロスが減少したことなどが寄与した。

  3月通期業績は、今年1月の上方修正値を据え置き、純利益は、51億6700万円(前期比43%増)と6期ぶりの過去最高更新を見込んでいる。

  株価は、アパレル業界で月次売上高が、連続プラスとなる数少ない好調な販売推移とクールビズ関連人気が相乗してつけた昨年7月の昨年来高値1728円から1300円台を確かめる調整が続き、今年1月の業績増額でこの調整幅の3分の2戻し水準までリバウンドした。PER10倍台の割安修正で、高値奪回を目指そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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