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【銘柄診断】マキタはアジアなど新興国向けを牽引役に電動工具が好調を持続
マキタ <6586> は昨年12月22日の2341円で大底を打ち、今年の1月10日の2413円でダメ押しを入れて戻り相場に転じてきたところ。
先進国における住宅市場の低迷、円高による海外売上の目減りなどが懸念材料としてのしかかっていたことが、株価の底入れが遅くなった要因と思われる。しかし、実際のところは国内では業界随一のラインナップを誇るリチウムイオンバッテリ製品が震災後の復旧・復興需要で売上げを伸ばした。
欧州は、西欧の需要の伸びは鈍化したが、ロシアの需要が旺盛なうえ、米国では住宅市場が低迷する中でも、使用に便利なリチウムイオンバッテリ製品を中心とした販売が堅調に推移した。
このため、今2012年3月期第3四半期累計決算では営業利益は385億円と前年同期比17%増を達成、通期の営業利益も従来の445億円が465億円(前期419億円)へ上方修正された。
業績好調にも関わらず株価が低迷していたのは輸出関連株の調整に歩調を合わせたものと言える。リバウンドの流れとなりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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