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【注目の決算発表】フージャースは3Q好決算も出尽くし感を強めて急反落
フージャースコーポレーション <8907> は7日、1400円安の3万7850円と7営業日ぶりに急反落した。前日6日大引け後に発表した今3月期第3四半期(3Q)決算が、大きく続伸して今年1月20日に上方修正した3月通期業績に対して高利益進捗率を示したが、好材料出尽くし感を強めて利益確定売りが先行した。
3Q業績は、前年同期比2.5倍増収、2.0倍経常増益、99%純益増益と伸び、3月通期業績対比の純利益進捗率は、98~93%と目安の75%を大きく上回った。今期の計画引渡戸数860戸に対して3Qまでに契約戸数が、826戸と96%の進捗率となり、引渡戸数が自社分譲のマンション・戸建住宅で508戸、販売代理物件で224戸となったことなどが寄与した。
3月通期業績は、今年1月の上方修正値に変更はなく、純利益は、46億5000万円(前期比76%増)と4期ぶりの過去最高更新を見込んでいる。
株価は、昨年8月の業績増額では窓を開けて3万円台を回復したものの、昨年来安値2万1700円まで再調整し、同安値から底上げ、1月の業績再増額で東日本大震災発生前の4万円台目前まで回復した。PERは2倍台と超割安であり、利益確定売りを吸収しての再騰展開も見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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