【株式市場】決算発表のヤマ越えたあとの物色対象定まらず小動き

2012年2月7日 15:46

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は46%が高い

  7日後場の東京株式市場は、全般小反落のまま小動き。本日の大引け後に四半期決算の発表を予定するトヨタ自動車 <7203> で決算発表ラッシュのヤマを通過し、次の物色テーマが定まらないとの見方があり、手がかり難の雰囲気。なかで、運賃市況を材料に商船三井 <9104> が連日の戻り高値、明治海運 <9115> が約22%高で値上がり率1位など、海運株が軒並み高。東証1部の値上がり銘柄数は770銘柄(約46%)だった。

  日経平均は小反落。後場は8887円19銭(42円01銭安)まで軟化する場面があり、大引けは8917円52銭(11円68銭安)。

  東証1部の出来高概算は、21億3570万株、売買代金は1兆1151億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は770(前引けは763)銘柄、値下がり銘柄数は736(前引けは678)銘柄。

  また、東証33業種別指数は25業種(前引けは22業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、海運、金属製品、鉄鋼、食料品、石油・石炭、その他製品、不動産、化学、銀行、ガラス・土石、など。

  一方、値下がり率上位の業種は、鉱業、水産・農林、機械、ゴム製品、建設、非鉄金属、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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