【高配当利回り銘柄】グローバル事業好調の資生堂、配当利回り３．６％、優待も

●資生堂 <4911> （東１）

　　１８７２年の創業で今年１４０年、会社設立の１９２７年から８５年の歴史。事業カテゴリは「国内化粧品事業」、「海外化粧品事業」、「美容サービス事業」、「レストラン事業」、「教育事業」、「得意先向け事業」など。

　　今３月期の第３四半期（４～１２月）は、前年同期比０．８％増収、営業利益５．５％増益、純益３５．９％減益だった。純益が２ケタ減少となったのは、税制改正により繰延税金資産及び繰延税金負債を計上する法定実効税率が変更となり法人税等調整額が約３０億円増加したため。

　　「国内化粧品事業」は、カウンセリング化粧品はデパートにおける高価格帯化粧品が堅調に推移、トイレタリーも１２月にコミュニケーションを刷新したヘアケアブランド「ＴＳＵＢＡＫＩ」が貢献し好調。ただ、セルフ化粧品は苦戦した。国内化粧品事業全体では前年同期比３．３％の減少だった。

　　一方、「グローバル事業」については、中国が好調を維持し欧米でグローバルブランド「ＳＨＩＳＥＩＤＯ」が伸長。とくに、欧州でブレグランス、アメリカでメイキャップブランド「ＮＡＲＳ」が好調。グローバル事業全体で前年同期比６．３％の伸びだった。

　　今３月期は売上１．４％増の６８００億円、営業利益１０．０％減の４００億円、１株利益４２．７円の見通し。配当は年５０円（前期年５０円）の予定。

　　昨年来高値は１７９５円（２０１１年１月）、安値１３２０円（２０１１年５月）、直近値１３６５円（２０１２年２月６日）。利回り３．６％、ＰＥＲ３１．９倍。

・決算期：３月末 ・売買単位：１００株 ・株価：１３６５円（２月６日） ・投資金額：１３６５円×１００株＝１３万６５００円 ・配当金：５０円×１００株＝５０００円 ・配当利回り：５０００円÷１３万６５００円＝３．６％ ・株主優待：（有り）＝１０００株以上、かつ１年超保有に「株主感謝品」　オードパルファム（写真） （情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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