【チャート・ワンコメント】頑強にモミ合う建設技研、決算発表接近、復興関連で見直しも

■チャート・ワンコメント（日足）

　　建設技術研究所 <9621> の７日（火）株価は４円高の５１６円と小幅続伸。日足チャートは、昨年８月９日に５００円を割って４７０円があったものの、それ以降はほぼ５１０～５７０円のモミ合いが続いている。

　　まもなく前期（２０１１年１２月期）決算が発表の予定。第３四半期公表時点の予想では６．７％増収、営業利益４．９％減益、１株利益３７．４円の見通し。配当は年１６円継続の予定。

　　昨年の台風１２号、１５号による災害についての調査や東日本大震災の復旧支援に取り組んでいる。とくに、復興が本格化することから、次期（２０１２年１２月期）への期待は強い。

　　利回り３．１％、ＰＥＲ１３．７倍と復興関連銘柄としては指標割安。決算発表を契機にモミ合いを放れ２０１１年４月以来、久々の６００円台が見込めそうだ。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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